Tommorow
「ハレの日仙人」の深くて濃いウイスキーのような熟成された味わいから着想を得て作られた、メランコリードリーミーポップ「Tommorow」
Beagles の”Tommorow”はハレの日仙人からインスピレーションを得て作られました。
”ハレの日仙人”は、バーレイワインというスタイルのビールで、数あるスタイルの中でもワインに近い高めのアルコール度数を持つ、上面発酵で造られたエールビールです。
人生の折り目、節目のお祝いごとの席で飲むために誕生したと言われる、熟成した時間によって生まれる独特のコクが特徴のこのビールの味わいから着想を得て、”Tommorow”は生まれました。
人生の節目に訪れる悲しみと期待をメランコリックな空気感で描いた、ドリーミーポップとして表現しています。
Tommorow の歌詞
明日、明日、明日また会えるかな?
君の、君の、君の見た景色はもう
TVも壊れた午後
一人、一人、一人飛び立つときを
待って、夜を明かす、君の声
もう届かない、僕の声はもう
君はもう、一人で
君はもう、届かない
君はもう、一人で
君はもう、届かない
いつまで?
どこまで?
明日、明日、明日また会えるかな?
君の、君の、君の見た景色はもう
TVも壊れた午後
メランコリーの間で鳴らすドリーミーポップ
ヤッホーブルーイングの作るバーレイワイン、ハレの日仙人を初めて飲んだのは東京・神田にある神田店 - よなよなビアワークス でした。 ウイスキーのように深みのある味わいは特別感を感じさせるもので、それは長く眠っていたゆえの深みなのかもしれません。
Tommorow は誰かの人生の中の節目を歌った曲です。 かけがえのない、だけどもあっけなく訪れるその一瞬は少し寂しく、儚げです。 そんな一瞬をドリーミーポップテイストなトラックに乗せて歌っています。ここでも少しだけモロッコ音楽の影響が現れています(裏側でなっている弦楽器はその影響の現れです)。 そうやって考えると The Fantastic Escape の 2,3 割はモロッコ音楽の影響で出来てるような気もします。
ただ、全体的には Beagles らしい(? )メランコリーなテイストで全体を支配した一曲となっています。 ベースの代わりに弦やノイズを使って、浮遊感を出すようなことをしています。 重低音のように流れるチェロの音も好きなポイントです。
「Tommorow」も収録されている「The Fantastic Escape」は Bandcamp から無料でダウンロードが可能です。
Beagles - The Fantastic Escape
また、Beagles の The Fantastic Escape はストリーミングサービスからも配信しています。
下記のリンクをクリックすると、それぞれのサービスから Beagles の The Fantastic Escape を聴くことができます。